日本の動物 第10弾

231 コモチカナヘビ

北海道北端部のみに棲む、カナヘビの仲間で、日本のカナヘビとは系統が離れており、むしろヨーロッパの近縁種がいる。全長は18cmほどで、半分は尻尾だ。昆虫やクモを捕食している。40年位前に存在が確認され、最も北に棲む爬虫類と言われている。腹の中で卵を育てて子どもの姿で産むことから、『コモチ』の名がある。気温が低くてもメスが日光浴をすれば子どもが生まれます。というところだ。造形的には、本州のカナヘビに比べ、ずんぐりとしており模様もハッキリしていて尻尾も太く、なかなかカッコイイのだ。