日本の動物 第10弾

230b ミシシッピアカミミガメ(オス/黒化個体)

北アメリカ原産で、甲長30cmを超える水ガメ。幼亀の頃は『ミドリガメ』と呼ばれ縁日や熱帯魚屋でも売られている、人気者だ。カワイイから簡単に飼ってしまうが、一生面倒を見るのはなかなか覚悟がいる。なにせ、大きくなるにつれ段々と凶暴にもなるし、美しい緑色も色あせて何とも汚い色のカメになっていくからだ。ただ成長してからオスのカメが見せる求愛行動はとても面白い。両手をまっすぐ前に出し、素早く左右に震わせるのであるが、見てるとビビビビっと光線を出している姿である。あれにメスもやられてしまうのかも。(笑)最近はアルビノ種やイエローベリーなんて体色が黄色い種類もいて、成長してもただの汚いカメにならないアカミミガメもいるから、飼うと楽しいかも。とにかく決して『近所の河川に逃がしてはいけない』のだ!