日本の動物 第10弾

227 サンコウチョウ(オス)

東南アジアから本州以南の森林に渡ってくる夏鳥。木の枝やツルにコケやクモの糸を使って巣を作る。空中で虫を捕らえるのが得意で、そのため木が密集した林は好まないようだ。狩りには長い尻尾は邪魔そうであるが、木が密集していない林なら問題なさそうだ。サンコウチョウの名前の由来は鳴き声が『日・星・月・ホイ・ホイ』と聞こえるからで、3つの光で三光鳥という。実際聞いてみると、なかなかそうは聞こえないらしく、名付けた人の想像力が伺える。造形的には、長い尾が象徴的。オスだけに与えられた形だ。