日本の動物 第10弾

228a カンムリワシ(成鳥)

八重山諸島に棲む猛禽類。ワシと名が付くが大きさはトビより小さく、嘴や爪も小さい。もともとヘビやカエル、カニなどを捕食しており、林縁や水辺の木に止まり、獲物が出てくるのを待ち伏せて狩る方法をとる。集落の道路脇の電柱などに止まっており、以外に良く見かける鳥らしい。その昔、ボクシングチャンプの具志堅選手がトレードマークにしていたが、その生態は以外にコンパクトで強そうではないようだ。国指定の天然記念物。造形的には、木に止まってエサを待つ姿。このスケールだと実際の大きさを感じることなく、なかなか獰猛な姿形をしている。