日本の動物 第8弾

205 イシカワガエル

奄美大島〜沖縄島北部にのみ生息するカエルで、類縁関係もよく解っていない不思議なカエルだ。大きなヒキガエルほどもある大型種で、日本一美しいカエルと称えられることもある。主に地上性で昼間は木の根本などに潜み、夜になると動き出す。近年のダム建設や林道開発工事の影響で住処が奪われ、個体数が激減している。日本固有種で、沖縄、鹿児島県の天然記念物。造形的には、日本一美しいと言われるカエルの、鮮やかな緑色と茶褐色と金の模様がすばらしく再現されている。