日本の動物 第7弾

173 ニホンヤモリ

人家の壁やガラスにペタっと張り付いている、なじみ深い爬虫類。本州〜九州に分布しているが、断続的なことから帰化動物である可能性もある。他の爬虫類と異なり、土中にタマゴを産まず、戸袋のすき間などに産卵する。硬くて乾燥に強い卵なのだ。足には指紋のような細かいヒダがあり、ガラスなどのツルツルなものにも容易によじ登っていける。見つけても殺してはいけないよ。ハエや蚊などの害虫を食べてくれる『家守(=ヤモリの語源)』なのだから。造形的には、スケール感も本物ソックリ。ギョロッとした目が爬虫類好きの私にはたまりません。(笑) でも最近はほんと見かけなくなってきました。悲しいかぎり。