日本の動物 第6弾

160 トガリネズミ

北アジアに広く分布し、日本では北海道、本州、四国でそれぞれ亜種が棲んでいる。本州や四国では高山に棲み昆虫などを捕食している。鼻先が尖っていてネズミっぽいからそんな名前が付けられちゃったのか?実際はモグラの仲間。縄張りに外敵が進入すると大きな金切り声をあげて追い払う。ちっこいのに声はデカイのだ。造形的には、ちっこくてかわいい姿が何とも愛おしい。尖った鼻先が特徴をよく捉えている。
ちなみに。。。北海道に棲むトガリネズミの亜種でトウキョウトガリネズミってヤツ。北海道に棲むのになぜかトウキョウ。これは新種として発表された際、標本のラベルが『Yezo(エゾ)』と書いてあったのに『Yedo(江戸)』と間違えて記載してしまったかららしい。だれだ!間違えたヤツは!といっても時すでに遅し。北海道産のトウキョウトガリネズミの誕生となった。チビトガリネズミの仲間で体長は約2cm、体重は1.5gほどしかない。一円玉2枚分くらいのヤツなのだ。よく発見出来たものだ。