日本の動物 第3弾

061 イノシシ(仔)

東北・北陸以南の本州・四国・九州および南西諸島に棲む。子どもは写真のように体にシマ模様があり、瓜に似ていることから『ウリ坊』と呼ばれる。大人になるとシマは消えて灰褐色の毛に覆われる。頑丈な鼻を持ち、土を掘り返してエサを漁る。最近は野生のイノシシが民家近くまで降りてきて、ゴミ集積所を襲ったりする事件が多発している。ヒトが山に食い込んだ生活を始めたのが原因とはいえ、襲われでもしたらたいへんなことになってしまう。イノシシ鍋があるように、古くから重要な動物性タンパク源であった。子どもはとってもかわいい。