日本の動物 第3弾
055 オオハクチョウ
北日本の水辺に渡ってくる、大型の渡り鳥。全身が純白で美しく、多くの工芸品、美術品のモチーフにされてきた。ス〜ッと泳ぐ姿もたいへん優雅だが、水面下では猛烈に足を動かして進んでいる。人が見ていないところで努力することを『白鳥みたいだ』なんて言い方もする。子どもの頃は汚い灰色をしており、童話の中でで醜いアヒルだと思われていた鳥が実は白鳥の子どもだったという話は有名。造形的には、スイ〜っと泳ぐ姿を再現している。これもなかなか良いのだが、実は飛び立つところが相当良いので、(羽ばたきながら助走をつけて舞い上がる)そこを造形化して欲しかったと思う私である。
◆
◆