日本の動物 第3弾

054 アユ

北海道西部以南の各地の河川に棲む。なわばりを持つアユの習性を利用した『友釣り』が有名。川底の石に生えた藻類をそぎ取って食べるため、特殊な形の歯を持っている。秋に産卵し、孵化後、海に下り幼魚時期を過ごす。大人になると川に戻ってくる。汚染や環境破壊などで居なくなったアユが、川がきれいになるとまたが戻ってくることから、きれいな川のバロメーター的な存在だ。造形的にはツヤツヤで元気なアユの姿が表現され今にも川を登っていきそう。色が置物っぽく、きつすぎる感もあるが。