日本の動物 第3弾
053 アマミノクロウサギ
奄美大島、徳之島だけに棲んでいる野生のウサギ。全身黒っぽい色でウサギのくせに耳が短く、足も短い。地面に穴を掘って生活している。特別天然記念物。天敵のハブを退治するために人間が野にマングースを放ったおかげで、マングースによって生活が脅かされてしまった。肝心のハブは退治されていない様子。そりゃそうだ。ハブは夜行性、マングースは昼行性。出会うわけがない。しかも、ハブよりよっぽどラクに捕れるアマミノクロウサギがいるんだもん。動物だって、ラクして生きたいのだ。造形的には、ちんまり座ったアマミノクロウサギを再現。もう少しアグレッシブなポーズも見たかったな。
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