日本の動物 第10弾

223 タイワンザル

名前の通り、台湾国有のサル。風貌は尾の長いニホンザルといった感じだ。かつてはペットとしても輸入されていた。近年、閉鎖された動物園などから脱出したものが、伊豆大島や下北半島、和歌山県などで野生化している。ニホンザルと近種なのでハイブリッドが生まれてしまう可能性があるやっかいな種である。『帰化した動物自体に罪はない』といった相対論で語るよりも、問題の深刻度に応じて対策を立てて欲しいモノである。そうでないと、日本固有種を守ることが出来ない。造形的には、切り株に腰掛けたあどけない姿を再現。確かにサルには罪はないのだが。。。