日本の動物 第8弾

200b コノハズク(赤色型)

日本で見られるフクロウの中では最も小型の種。耳のような形の羽角をもつミミズクの仲間。平地から山地の林に棲み、『ブッポーソー』と鳴く。別にプッポウソウという鳥がいるが、『ブッポーソー』の鳴き声はこの鳥の鳴き声だとずっと思われており、実際その名がついた。後に『ブッポーソー』の鳴き声はコノハズクのものであることが判明した。主に昆虫食で、秋になると南に渡っていく夏鳥である。なお、南西諸島にはリュウキュウコノハズクがいるが、こちらは一年中見ることが出来る。造形的には、褐色のコノハズクを再現し、フクロウ類特有の首を180度回転させることができる性質をとらえている。