日本の動物 第7弾

191 オオスズメバチ

雑木林などに棲む大型のハチで、スズメバチの中では世界最大種。それだけに羽音も重低音で迫力がある。営巣場所は地中や樹洞などの閉鎖的なところで、何層にも重なった形の巣を作り、アリと同じように女王を中心として集団で暮らす。昨今、オオスズメバチが民家の軒先に巣を作ってしまったり、人を襲ったりする被害が続出している。刺されるとものすごく痛いらしい。死に至る場合もある。またミツバチのように一度刺すと針が抜けてしまうタイプではなく、何度でも刺すことができる。造形的には、すばらしい。大きさといい、形、色ともに本物と見間違うほどの出来映えだ。シークレットアイテムでもないのに、未だにネットオークション等で高額取引されているのもうなずける。