日本の動物 第7弾

183 キョン

角は短く鋭い犬歯を持つ、小型のシカ。大きさは柴犬くらいである。八丈島減産と思われていることが多いが、(コミック『がきデカ』のこまわり君の影響か?)台湾や中国に分布する外国産のシカで、元々動物園で飼われていたものが逃げだし、房総半島の一部で野生化している。農作物への被害や生態系への影響が懸念され、外来種法により2005年に特定外来種に指定された。日本に帰化したものは体色などから、タイワンキョンだと思われる。目の舌に臭腺開口部があり、これがつぶった目のように見えることから、『ヨツメジカ(=四目鹿)』と呼ばれることもある。草食性で木の葉や果実等を食べている。森林、低木林で単独生活をしている。造形的には、片足をあげ、かわいらしい姿を再現。こんなかわいい生物が害獣となってしまうのはほんとに悲しい。逃げたキョンが悪いのか、逃がした人が悪いのか。。。