日本の動物 第5弾

122 エゾナキウサギ

北海道に棲む原始的なウサギの仲間。風穴や高山植物が生息する『ガレ場』と呼ばれる地域で生活しており、冬眠はせず、夏から秋にかけて岩の割れ目などに大量の草を持ち込み干し草にして貯蔵し、冬場の食料とする『貯食』というおもしろい知恵を持っている。その名の通り、小鳥のような声で鳴き、仲間とコミュニケーションを図る。いまにも鳴き声が聞こえてきそうな造形である。かわいいね。