日本の動物 第4弾

118 モリアオガエル

本州のみに見られる、日本固有種。沼などの水面近くに張り出した木の枝に泡状の卵塊を産むことで有名なカエル。泡の中でふ化したオタマジャクシは雨を待ち、雨で溶けた泡ごと次々沼に落ちてその沼で成長していく。各地の繁殖地が天然記念物に指定されている。繁殖期以外は森林で暮らす。昆虫類、クモ類を捕食している。造形的には、カエル特有の『おいでやす』な形をしており、アマガエルなどに比べ、大きくどっしりした感じを表している。実際もアマガエルより、かなりデカい。