日本の動物 第4弾

103 オオダイガハラサンショウウオ

近畿南部から四国山地、九州中部に棲む、オオサンショウウオを除けば、日本最大級のサンショウウオ。全長で20cmを超えることもある。2〜5月にかけて渓流で産卵し、1年半の幼生時代は水中で暮らし、成体になると陸に上がり、陸生サンショウウオとなる。ミミズや小さな昆虫を捕食している。斑紋等が無く、グレイッシュな単一色が美しい。日本固有種。造形的には、色といい、形状といい本物っぽい。特にヌメッとしたサンショウウオ独特の質感表現は秀逸。