日本の動物 第4弾

097 ニホンイタチ

元々、本州・四国・九州に棲んでいたが、人の手により各地に放され全国に分布した。全身赤褐色から暗褐色で、ひたいの中央部から鼻鏡部にかけて他の部分と区別できる濃褐色の斑紋がある。山林から人家の近くまで生息範囲は広く、ネズミやその他の小動物を捕食している。西日本では帰化したチョウセンイタチに住処を奪われ、その数が激減している。日本固有種。一見弱っちいが、大型の天敵から襲われると、肛門腺から悪臭を放つ分泌液を発射し撃退する、俗に言う『イタチの最後っ屁』と呼ばれるリーサル・ウエポンを持つ。造形的には、ちょっと臆病なポーズを再現。しかし実は演技なのか。