日本の動物 第3弾

070 ゲンゴロウ

体長4cmにもなるゲンゴロウの最大種。水生昆虫の中で最も泳ぎが得意で、弱った魚や小動物の死骸などを食べている。幼虫は岸辺でサナギになるため、水質が良くてもコンクリートで護岸工事をされた場所では、生息できない。子どもの頃、タガメと並んで水生昆虫のツートップに君臨。しかもゲンゴロウは甲虫なので、水生のカブトムシ的な存在で、捕れればヒーローだった。いまでは身近で見ることは少なく、ペットショップ等でたまに販売されているのを見ると懐かしくなる。造形的には、黒光りした体色がかっこよく再現されている。後足に特徴がある。