日本の動物 第2弾
037 カブトガニ
私たちが幼い頃から『生きた化石』として有名。瀬戸内や九州北部の砂浜に生息していたが、海岸の開発により、ご多分に漏れず急速にその数が減少している。私は小学生の頃、北九州に住んでおり、資料室にはカブトガニの標本が展示されていた。昔は近隣の海岸にいたという説明があったがそこはすでに、すっかり近代化した港になっていてがっかりした思い出がある。腹部の真ん中辺を押すと、無意識に体が折れ曲がるのがおもしろい。造形的には、足一本一本まで細かく作られていて、すばらしい。
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