チョコQ アニマテイルズ・ペット動物 第5弾

P145 ポリプテルス・エンドリケリー(ノーマル)

飼育できる熱帯魚には、『古代魚』と呼ばれるジャンルがある。古生代、中生代から絶滅を逃れ、さりとて進化もほとんどせず生き延びて来た『生きた化石』たち。有名なのはシーラカンスだが、もちろんこれは飼うことは出来ない。飼育可能な古代魚に、ハイギョやチョウザメ、アロワナなどがいる。そしてこのアフリカ原産のポリプテルスもその一つ。特徴である背びれや胸びれの形がシーラカンスを彷彿とさせる。そんなポリプテルス類の中でダントツに人気が高いのが、このエンドリケリーである。体長は60cmほどになり、他のポリプテルスと比べ幅が広く胴体が太い。背中に並ぶひし形の背びれが、まるでゴジラのようでカッコいい。国内のマニアの中では繁殖が盛んに行われているが、この大きさの魚が家庭の水槽内で繁殖供給されているのは極めて珍しく、マニアの力の入れ具合が解るというものだ。肉食で、食欲は旺盛。気性は荒いほうで、けっこうデカイ魚も補食してしまう。野生では昆虫、甲殻類、小魚、カエルなどを補食しているらしい。