南アメリカ原産の小型のナマズ。全身をよろいのようなウロコで覆われている。熱帯魚を飼う人たちは『水槽の掃除屋』として、以前から脇役的に飼育していたが、一時期のアマゾン新着魚ブームに乗り、今まで見たことのないコリドラスが次々と輸入され、コリドラス専門に飼うマニアも増えた。水底を口ひげを使ってもぞもぞとエサを探すしぐさは、見ていてとても微笑ましい。また時々ウインクに似た動作をすることもあり、水槽内の脇役にしておくにはもったいない存在だ。このコリドラス・ステルバイのアルビノ種は全身の色素が欠乏した品種改良種で全身が白く、胸びれは黄色で、目は赤い（＝眼球の血管が透けているので）ノーマル種とは全く違った色合いだがこちらも人気は高い。価格はノーマル種と比べ少し高い。造形的には、こちらも本物の持つひょうきんさを巧く再現している。
◆