チョコQ アニマテイルズ・ペット動物 第4弾

P119 ボーダーコリー(黒白)

近年は元祖のコリーより注目を集めているボーダーコリー。元々はシープドッグ(=牧羊犬)として、放牧されているヒツジたちを統率する役目を担っていた。この犬種に勝る牧羊犬は無いとまで言われている。スカンジナビア諸国のバイキングたちがスコットランドに持ち込み、土着のシープドッグと掛け合わされ、生まれた犬種のようだ。スコットランドでは歴史の古い犬種だが、日本での歴史は浅く、戦前に緬羊といっしょにやって来た。日本の牧羊の規模は小さく、アメリカ産のコリーより小型のボーダーコリーが重宝されたようだ。命令を確実にこなす能力、保護すべきヒツジに対する愛情、的確な判断力、機敏な行動など、全てにおいて高度な資質を持ったボーダーコリーは多くの競技会で上位を独占し始め、それを見て各国が犬種認定をしたという経歴を持っている。造形的には、躍動感のある走る姿を再現。足一本でバランスを取る造型はみごと。