チョコQ アニマテイルズ・ペット動物 第4弾

P114 レッキス(アグーチ)

フランス産の中型のウサギ。フランス原産の野生ウサギ、グレーウサギの突然変異個体を繁殖を繰り返し固定した。その過程でビーバーの毛皮のように光沢のある毛質をもったウサギになりフランス語で『ビーバーの王(=Castor rex)』と呼ばれる品種が作出された。後にウサギの王と改名され、日本ではレッキスと呼ばれている。なんと、あのT・レックスと語源が同じなのだ!(T・レックスも恐竜の王という意味)最近ではミニ・レッキスという小さい品種も作出され、ペットとして確立されている。が、当然これだけの毛質を誇る種であるから、毛皮業界がほっておくはずもなく、毛皮製品の作る原材料としても評価が高い。これに対し、かわいそうであるという観点からレッキスの飼い主達による毛皮の不買運動や抗議のデモ、業者への電話要求が行われているが、私は言いたい。『かわいそう』という理由では全ては解決しないのだと。では、牛やブタはかわいそうではないのか? 彼奴らの方がウサギよりよっぽど高等生物だぜ? では、生まれた先からかっぱらわれて売られていく鶏卵はかわいそうの範疇ではないのか? 確かに寒くもないのにファションで毛皮をこれ見よがしに着ている輩もどうかと思うが、寒冷地での知恵から生まれた毛皮製品を『かわいそうだからダメ』と完全否定できるはずはないのである。では聞くが、人のエゴで洋服着せたり、ハーネスつけてうさんぽしたり、せまいケージで飼い続けたりする行為は動物本来の姿から見て『かわいそう』ではないのか? 動物がかわいそう。という単純なエゴイズム丸出しの理由『だけ』でその先の行為を全否定したり反対運動する人種は私は大っ嫌い。それってかわいそうじゃないモノならオッケーってことでしょ? かわいそうの定義って何よ?。。。と、ウサギの項目で何でこうも暑く語ってしまったのか。。。造形的には、滑らかな毛質とピンと立った耳が特徴的。