漢字で『軍鶏』と書く、ニワトリの仲間。タイ原産で闘鶏、鑑賞、食用として飼われている。シャモはタイの以前の呼称（＝シャム）からきている。日本には江戸時代初期には伝来していたようである。タイでは今でも文化として受け継がれて来た『闘鶏』が盛んで、強い個体を育てるために並々ならない努力を重ねる人も多い。そのため、近年の鳥インフルエンザでは大きな打撃を受けた。食肉用としても多く利用されており、軍鶏鍋が有名。ブロイラー種とは違った、筋肉質で肉本来の旨味がありファンも多いが、やはり一つのところに集めると死ぬまで争ってしまう闘鶏体質があり、大量飼育出来ないため、高級食材の一つだ。造形的には、すくっと立った姿がいかにも強そう。雰囲気は恐竜のヴェロキラプトゥルにも近い。
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