チョコエッグ ペット動物コレクション 第1弾

P024 ゴールデンレトリバー

ヨーロッパの国々ではスポーツとしてのハンティングが盛んであるが、少なくとも1800年代は食料調達のための狩りであった。そこで効率的に獲物を得るために、猟に適した犬の育成が盛んに行われたのである。レトリバー犬種は『レトリーブ(=回収)』するために鍛えられた犬種で、鳥猟の際、撃ち落とした鳥を探して拾ってくることを使命とされた。特に水中での回収も得意とするレトリバー犬の作出が盛んとなり、鳥猟分野で活躍していた。その中でもゴールデンレトリバーはアゴの力が強く、上下の歯がハサミのように噛み合わさったシザーバイトと、完全な歯列が犬種標準で、大きな鳥も回収出来るよう訓練された犬種だった。近年、日本に輸入されたゴールデンレトリバーは家庭犬として飼育されたものであり、猟に使われることはほとんどなく、その従順温和な性格が人気の秘密となっている。