水天の動物シリーズ 大海原の群雄

R0008 クサフグ

国内の沿岸部の最も普通に見られるフグの仲間。河口付近から海岸まで浅い水域に棲み、堅いくちばしで様々な小動物を捕食する。岸壁で釣りをしていて、ハリスを切られてしまうことも多い。5〜7月にかけ波打ち際に集団で乗り上げ産卵をする習性を持つ。小さいフグだが、こいつにもバシッとテトロドトキシン(フグ毒)がある。歯が固く頑丈なので、クサフグがたくさんいる海岸で釣りをする時には、糸や釣り針ごと持っていかれることが多いので、ハリスを細〜い針金(荷造り用のタグに使っているような)で作るなど、仕掛けに工夫が必要だ。夏の夜になると一斉に砂浜に集団で押し寄せ産卵をする。チョコエッグ 第4弾 113と比べると、体色が自然に彩色され、模様も細かくリアルになっている。目の彩色も金色になり、自然に。分割も滑らかな3分割となった。