水天の動物シリーズ 大海原の群雄

R0007 クサガメ(老成個体)

縁日やペットショップで昔から売られていた『ゼニガメ』ってカメはコレの幼体のこと。イシガメと共に日本に普通に見られたカメであった。ところが近年、川や池でよく見かける黒っぽいカメをよく見てみよう。顔の横に赤い線があったら、それは、ミシシッピアカミミガメ(幼体はミドリガメと呼ばれる)である。悲しいことに今ではこの外来種に押されて自然の池や川ではクサガメ、イシガメは滅多に見ることが出来ない。昔は写真ような姿をしたクサガメを河原の石の上で見かけたものである。長く生き、年齢を重ねたオスは体の模様が消え、全身が真っ黒になることが多い。チョコエッグ 第1弾 007と比べ、甲羅のツヤ、スジの色が変わり模様も無く、枯れた感じがとても良く出ている。