インド〜アフリカにかけ広く分布している、世界最速のネコ科の動物。体長は150cm、体重は70kgになる。走る時にスパイクの役目をするらしい爪は、他のネコ科の動物のように引っ込める事が出来ない。とにかく速く走るために進化したチーター。そのため体もしなやかに細く、頭も他のネコ科の動物と比べ小さい。それに合わせ声帯も小さくなっているため、鳴き声は子猫のようである。鳴き声はカワイイのだ。だが一度走り始めると、ほんの数秒で時速100kmに達する。ただ、そのタイムで長くは走れず、せいぜい200mほど。最長でも500mと言われる。狩りも瞬間で勝負が決まるのだ。ガゼルやインパラなど、これまた逃げ足の早い草食動物を補食している。造形的には、獲物を追いかけ急ブレーキをかけたところか。躍動感がすばらしい。
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