日本の動物 第11弾

248 ミヤマクワガタ(エゾ型)

北海道から九州の山地に分布するクワガタムシで、大アゴの形といい、張り出した頭部といい、カッコ良さは抜群である。その中でも、特に大アゴと頭部の張り出しが大きなエゾ タイプはナンバーワンだ。オスは70mmを超えることもある。ミズナラやハルニレの樹で樹液を吸う。昼夜を問わず行動するが、足が長いので平地歩行は苦手。体上部には金色の微かな毛に覆われている。造形的には、本物ソックリ。ぐっと張り出た頭部とデカい大アゴが最高である。