日本の動物 第11弾

243a チョウゲンボウ(オス)

全国敵に見られる小型のハヤブサ。ハヤブサは空中で捕食することが得意なのに対し、こちらは地上の昆虫やネズミを空中でホバリング(=羽ばたいて空中で一旦停止する体勢)しながら狙いを定め、捕らえるのが得意だ。もちろん小鳥類も捕食する。外敵の少ない崖の茂みなどに巣を作るが、最近では高層ビルの壁を利用して巣作りをしたりもする。造形的には、木にとまりカッと目を見開いた姿。小さいながらもりっぱな猛禽類であることが見て取れる。