日本の動物 第9弾

214a アオカナヘビ(オス)

南西諸島特産の細くて緑色をしたカナヘビの一種。宮古島に生息しているものは最近ミヤコカナヘビとして新種のカナヘビとされている。耕作地や生け垣などで見られるが、本土のカナヘビよりも高い草木の上を好み長い尾が草木をスルスルと上り下りするのに役立っている。島により若干異なるが、オスよりメスの方が美しい色をしており、幼体はオス・メス共に茶色っぽい。フィールドでは完全に保護色になっていて、かなり見つけにくい。日本固有種。造形的には、草むらで様子を伺う姿を再現。四肢を踏ん張って、今にも走り出しそうな躍動感がある。子どもの頃、関東出身の私は茶色のカナヘビを大事に飼っていたものだが、もし近所にこんな美しいカナヘビが棲んでいたら。。。