日本の動物 第8弾

197a エナガ

日本各地の林に棲む小鳥で、北海道のものは顔が白くて小さく、亜種としてシマエナガと呼ばれている。13.5cmほどの全長の半分以上を細長い尾が占めており、黒いラインが入っている。シマエナガにはそれがない。一年を通し群れで生活するが、繁殖期にはつがいになり、コケとクモの糸を使って巣を作る。時折、ヘルパーと呼ばれるつがい以外の個体がヒナにエサを与えたりもする。秋冬には混群を作り、コゲラやシジュウカラなどといっしょに群で行動することが多い。