日本の動物 第6弾

151 アオウミガメ

熱帯〜温帯域に棲むウミガメで国内では小笠原諸島や屋久島以南が産卵地。植物食で海草などを好んで食べている。成長すると甲長は70〜100cm、体重は200kgになる。種の保存法に基づき、国際稀少野生動植物に指定されている。またワシントン条約(CITES)に基づき、付属書I類(商業目的の国際取引が禁止される)の属する。ようするに『大事に保護しないと絶滅するおそれのある種』である。造形的には、甲羅の色、艶がひじょうに美しく再現されているが、実際は外敵や荒波にもまれ成長したアオウミガメはこんなに綺麗ではない。逆に言えば、造形物だからこそ出せる色合いだとも言え、そこにフィギュアの存在価値が生まれる。