日本の動物 第5弾

143 ケナガネズミ

奄美から沖縄島に棲む樹上性のネズミの仲間。在来のネズミの仲間では最大種。頭胴長約30cm、尾長約30cm。背中を中心に長い毛がまばらに生えていて、尾の先半分が白いのが特徴。デカいわりにはすばしっこく、夜になると樹上を移動しながら木の実や昆虫などを食べている。山地に住みついたノラネコ等に捕食され数が減ってきている。日本固有種で、国の天然記念物。