日本の動物 第4弾

115 カブトエビ

5〜6月に水田で見られる甲殻類。日本には、アメリカカブトエビ、アジアカブトエビなど3種が生息している。泥の中の有機物を食べているが、寿命は1ヶ月ほどと短く、長い乾燥に耐える『耐久卵』を産む。泳ぐ姿がオタマジャクシに似ているため、以外に気がつかないことが多い。長期間の乾燥が続いても、水を入れるとふ化するので、飼育キットや観察キット、学研の科学の教材等に使われている。造形的には、とてもリアルに出来ている。写真では見えないが、裏側の足やエラまで見事に再現されている。