日本の動物 第3弾
084 オオムラサキ
雑木林などに生息する大型の蝶で、日本の国蝶に指定されている。成虫は前翅長50-55mmほどで、オスのはねの表面は光沢のある青紫色。メスはオスより一回り大きいがはねに青紫色の光沢はなく、こげ茶色である。エノキの葉を食べている。幼虫はとても大食いで、ある程度大きな雑木林でないと生育することができない。成虫は夏に現れ、クヌギの樹液を吸う。造形的には、模様の美しさを最大限に表現している。触覚や足など、実際の比率より太く感じるのは気のせいか。
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