日本の動物 第3弾
082 アカスジキンカメムシ
本州・四国・九州の林に棲み、さまざまな広葉樹にくっついている。全身が光沢のある金属質感のカメムシ。体長が2cmほどあり、カメムシの中では大型な種類。カメムシ類は蝶のように完全変態(イモムシ→サナギ→蝶)ではなく、はじめから成虫の小さい形で生まれて脱皮を繰り返して大きくなっていきます。幼虫のときは、渋い茶色と白のツートーン(中には親と同じ色で模様違いもいるようです)で最後の脱皮で鮮やかな緑と赤の模様に変わります。造形的には、とてもきれいに再現されています。実際はもう少し小さいのでしょうが、もしこの大きさの種類がいたら、確実に子どもの頃のヒーローアイテムになれたでしょう。子どもたちにとって、大きいことは大事だからね。
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