日本の動物 第2弾

033 ゲンジボタル

初夏の日本を彩る『光る虫』。光る理由はコミュニケーション手段なんだそうだ。幼虫は水中で暮らし、カワニナなどの水棲巻き貝を食べて育つ。ところが最近、カワニナにそっくりな外来種の『コモチカワツボ』が全国的に増え、それを食べて育ったゲンジボタルは、成虫になる確率がカワニナを食べたものと比べ1/6程度であるという研究結果が発表された。発光力も半減してしまうそうで、またもや外来種のおかげで日本の風物詩が一つ、壊滅しようとしている。